診療・各部門
本院の義肢室では、個々の機能障害に合わせて、義肢・装具を製作しています。
半世紀以上にわたり、障害のある患者様の1日でも早い社会復帰を願って安全・迅速をモットーに業務を遂行しています。

(1)義肢の製作・修理
┣義手全般(上腕、前腕義手など)の製作
┗義足全般(股、大腿、下腿義足など)の製作
(2)補装具の製作・修理
┣上肢装具(指、手部、肘装具など)製作)
┣下肢装具(短下肢、長下肢、免荷装具など)製作
┣体幹装具(頚椎、胸椎、腰椎装具などの)製作
┗靴型装具(整形靴、補正などの)製作
(3)その他
義肢装具に関する相談
[義肢支給事業]
船員保険の整形外科療養事業、身体障害者自立支援法、労災保険法での義肢装具製作・修理を実施しています。
※ 身体障害者手帳をお持ちの方の申請方法等詳細については、最寄りの市町村へご確認下さい。
また、身体障害者手帳をお持ちであっても、労災保険法の支給対象となる方については、労災保険法の受給者であることを証明する資料(労災保険年金証書等)をご持参のうえ、所轄の労働基準監督署へご相談下さい。
※ ご質問・お問い合わせはこちらまで
義肢室の業務とは
 義肢室とは、医師の処方を受け、義肢装具の製作、修理、及び義肢装具についての相談 などをお受けする所です。この義肢室は、当院が開設された翌年の昭和21年に設置され、それから約80年間、義肢装具の製作を行ってまいりました。
では、義肢装具とはどんなものでしょうか。
“義肢”とは、病気や事故等により四肢の一部を欠損した時に、元の手足の形態または機能を復元するために装着使用する、人工の手足のことをいいます(義足、義手等)。
また、“装具”とは四肢・体幹の機能障害の軽減、治療を目的として使用する、コルセットや膝装具、短下肢装具等の補助器具の総称です。
現在、当院の義肢室では、3名の義肢装具士により業務を行っております。今後更に患者様のご要望をふまえ、よりよい義肢装具の製作を行ってまいりたいと思います。

