診療・各部門
一般撮影検査は単純X線撮影のことで、一般的には“レントゲン撮影”と言ったほうが分かりやすいかもしれません。目的とする部位にX線を照射し、物質によるX線の透過率の違いを利用して画像化する検査になります。例えば、骨や金属などのX線を透過しにくいところは画像上白くなり、肺や腸管のガスなどのX線を透過しやすいところは画像上黒くなります。これらの特徴により、胸部や腹部、骨などの撮影を行い、病変や骨折の有無などを評価します。
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【装置の更新】
当院では2023年2月よりFPD(Flat Panel Detector)が導入されました。FPDの導入により、従来より線量を下げて撮影ができ、高精細な画像が得られ、画像を即時表示することが可能ですので検査時間および検査の待ち時間を短縮することができました。
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手術室では、手術前後のX線撮影や手術中のX線透視を行っています。
X線撮影は、移動式のX線撮影装置で手術中や手術後の状態確認のため透視は、移動式のX線透視装置で任意の方向からリアルタイムの動画として確認することができ、手術の支援に役立てています。
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