ロボティクス手術を始めました

人工股関節全置換術・人工膝関節置換術で
ロボティクス手術を始めました

Mako(メイコー)システム

 当院では、人工股関節全置換術・人工膝関節置換術でロボティクス手術Mako(メイコー)システムを導入しました。Makoシステムは、日本で初めて承認された人工関節の手術を支援するロボティックアームシステムです。

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 Makoシステムを使った人工関節手術は、2020年末時点で、世界29か国、40万症例にのぼります。日本では2019年から導入が始まり、当院では2021年1月に人工股関節置換術において、中四国地区で初の導入となりました。以降、人工膝関節置換術にも適用を広げています。
 ロボティックアームとは「人の手の代わりに作業を行うコンピュータ制御の機械の腕(アーム)」のことで、自動で動くものや人が操作して動かすものがあります。 Makoのロボティックアームは、医師が操作をして動かすもので、傷んだ骨を削ったり、インプラント(人工関節)を設置する際に役立ちます。

Mako「3つのメリット」

 ロボティクス手術は、インプラントを正確かつ安全に設置することを支援し、人工関節の機能を最大限発揮できるようにします。

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CTスキャンデータに基づく詳細な術前計画と、高精度なインプラント設置

 患者個別の三次元CTデータをもとに、術前計画を作成します。術前計画通りにインプラントを設置し、インプラントが長持ちすることにもつながります。

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手術中の関節バランス調整

 執刀医は術中にもナビゲーション機能により、より精密な関節バランスの調整を行うことができ、より動きやすい関節の機能を術後に得ることが期待できます。

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ロボティックアーム制御による、安全な手術

 ロボティックアームは、治療計画のない(=削る必要のない)部分にさしかかると止まる仕組みになっており、関節周辺の組織を保護し、計画通りの安全かつ正確な手術を可能にします。

「山陰中央新報」インタビュー記事

 文字をクリックしていただくとインタビュー記事を閲覧できます。

2021.02.08 山陰中央新報(Mako(メイコー)に関するインタビュー)

外来受診について

 この治療は保険診療で受けることができます。また、「Mako」を用いた人工股関節置換術、人工膝関節置換術を希望される方は、まず当院整形外科の外来受診を受けていただく必要があります。詳しくは当院までお問い合わせ下さい。

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