当院は、本日11月26日をもって開設80周年を迎えることとなりました。
戦後間もない昭和20年11月26日、玉造温泉街の中心部にあった「暢神亭」という旅館の建物を買収し、入所定員60名の「厚生団玉造整形外科療養所」という名称でのスタートでした。
その後、整形外科を中心とした病院として診療機能を充実させながら、現在の地である玉湯町湯町への新築移転、そして厚生年金病院からJCHO病院への組織移行等を経て、今日に至っております。
年金問題等で病院の運営自体が危ぶまれた時期もありましたが、病院存続の署名活動には、地域住民の皆様をはじめ行政や医療関係者、OB職員その他多くの方々にご支援を賜りました。また、医師の確保につきましては、関連大学医局から今日この日まで継続的な医師派遣にご尽力いただいております。改めて、多くの皆様からの80年の永きにわたるご支援ご尽力に心より感謝いたします。
病院を取り巻く環境は厳しいものがありますが、今後も当院の理念である「私たちは心温まる医療を実践します。」をモットーに、この地域に根ざした病院として診療機能の充実に努め、運営してまいります。
引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。

(開所当時の写真)
令和7年11月26日
院長 和田山 文一郎